RIZIN31について 〜フェザー級タイトルマッチが持つ意味〜

格闘技

こんにちは。

今日は10/24(日)に開催されるRIZIN31についてです。カードを見てみると、なんと初心者に難しいカードラインナップでしょうか。笑 有名な人が全然出ていないですよね。

ただメインカードはRIZINの、また朝倉未来選手の今後のストーリーに関わってくる重要なカードなので、今日はこのカードにフォーカスを当ててお話ししたいと思います。

〈メインカード〉

RIZIN フェザー級タイトルマッチ:王者・斎藤 裕 VS 挑戦者・牛久 絢太郎

フェザー級というのは66キロ以下の階級のことです。格闘技は闘う競技なので、体格が大きい方がパワーがあって有利じゃないですか。なので体重(階級)によって分けられているんですよね。団体や競技によって、階級の名前と体重は一致しているわけではないのですが、RIZINのフェザー級は66キロです。

このカードを銘打つなら、RIZINフェザー級王者vsDEEPフェザー級王者 となるでしょう。DEEPというのはRIZINと同じ日本の格闘技団体です。

総合格闘技における日本の格闘技団体のトップはRIZINで、RIZINの次点のレベルで3つの団体が三つ巴として存在しています。それが修斗、DEEP、パンクラスという団体です。

ただ、だからと言ってDEEP王者がRIZIN王者に勝てないというわけではないです。RIZIN王者斎藤選手もまだRIZINに参戦して2年ほどしか経っておらず、RIZIN参戦時は修斗の現役チャンピオンでした。RIZIN1戦目で強豪選手を撃破したことにより、2戦目で朝倉未来選手とRIZINフェザー級タイトルマッチが組まれました。ただ当時朝倉選手がチャンピオンだったというわけではなく、王者の選手がおらず空位でした。空いている王者の座をかけて、修斗王者の肩書きのある斎藤選手と人気絶頂の朝倉選手が激突したんですね。ちなみに、朝倉未来は知名度がすごいですがまだRIZINでチャンピオンになったことはありません。

結果は斎藤選手の判定勝ち。良い勝負でした。

修斗王者の斎藤選手がすぐにRIZINのチャンピオンにもなった訳ですから、決して修斗やDEEPの王者がRIZIN王者の実力に劣っているわけではないんです。というわけで、RIZIN王者の斎藤選手とDEEP王者の牛久選手の激突はレベルの高い拮抗した試合になりそうというわけです。

ここからは今後のストーリーの話になりますが、RIZIN運営側としては朝倉未来をRIZINのチャンピオンにしたいと思います。そうすれば多数いる朝倉未来のファンが喜び、よりチケットが売れるからです。そんな思惑のあるRIZINとしては近いうちに朝倉未来VS斎藤裕のカードを興行として考えていると思います。このカードは一度朝倉選手が負けているので、「斎藤選手にリベンジして、朝倉未来がチャンピオンになるのを見たい!」と思うファンが多いわけです。チケットが売れそうなカードですよね。

なので今回の斎藤VS牛久の試合で斎藤が負けてしまうと、牛久選手が王者の時に朝倉未来VS斎藤をやった場合はタイトルマッチじゃなくなってしまうんです。これはチケットの売り上げや盛り上がりに影響がありますよね。なのでRIZINも斎藤選手に勝って欲しいと思っていますし、朝倉未来選手のファンとしても斎藤には朝倉未来に負けるまで王者でいて欲しいわけです。これが最初に斎藤VS牛久はRIZINや朝倉未来のストーリーにとっても重要な試合になるといった意味です。

まあ私もそういった意味で斎藤選手に勝って欲しいです。笑

斎藤vs朝倉未来のリベンジマッチをタイトルマッチで見たいじゃないですか。牛久戦を斎藤選手がクリアしたら、未来戦のタイトルマッチは大晦日に組まれるかもしれないですね。牛久選手が勝った場合もまた新たなストーリーが生まれるかもしれません。予想としては、斎藤選手の勝ちでお願いします。

注目しましょう。

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